趣味もどんどん身近に迫る

団塊世代の大量退職を狙ってか、シニア向けサービスや製品を目にする機会が多くなった。

シニア向け音楽教室や講座から、蕎麦打ち機や簡易ろくろなど、すでにオモチャの域を越えてしまっているようなやつも。

程良い経済力と豊富な時間、こんな市場を無視しろという方が無理な話だよね。「今の人は羨ましい」とは、この年代の方々から言われる台詞。

都会ならともかく、当時の田舎では流行服も、陶芸の様ないわゆる「趣味」もすごく遠い存在で、そんな機会すらなかったという。

今は通販やネットがあり、旅行や趣味等のハードルもずっと低くなった。しかーし「今世代」から言わせてもらえば、「さあ、これから第2の人生」という時に、これほど充実している状態も過去にないと思いますよ。

若い誰よりもパワフルな方々を見るにつけ、逆に何だか羨ましく感じるほど。